Rokko Chan Soundtracks
Nubuwo Summer Bundle: music inspired by videogames
ロッコちゃんのサウンドトラックアルバムが出るかもしれません。
製作メンバーと外国の方で協力して水面下で進めていたのですが、とうとう日の目を見る事に。
ロッコちゃんの曲担当のASAGENさんを中心に、なんとも豪勢なメンバーの方々に参加して頂き
通常アレンジ、チップチューンアレンジの二枚組み構成になりました!
完成した曲をいくつか聞かせて頂きましたが、感動してちょっと涙が出ました。
苦労して作って本当によかった・・・
今現在、海外の募金で企画を実現させる「kickstarter」というサイトに出展しています。
募金を募り一定額が集まれば企画が実現し、出資してくださった額に応じて完成した曲やCD、
その他様々な特典を受けられ、もし資金が集まらなければ返金されるという仕組みです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では結構メジャーなようです。
曲とデザインはあらかた出来ているので、あとは資金が集まれば製作が決まります。
あと一週間で$8000・・・結構な額なのでどうなるかわかりませんが、
ここまで来たらなんとか完成まで漕ぎ着けたいところです。
詳しい内容や額に応じた特典なんかはリンク先をご覧になって下さい。
※下記に日本語訳追記しました
kickstarterの使い方は僕もよく知りませんでしたが、こちらに詳しく書いて下さった方が!
http://0-0-0-0.blog.so-net.ne.jp/2012-06-14
興味のある方は少しでもよいので出資していただけると嬉しいです。
※6/12 追記
企画者の方が出資額による特典の翻訳をしてくださいました。
要は$40以上出して頂いた方にはCDの形として届くらしいです。
$12 - フルセットと共に、以下参加アーティストのアルバムからの楽曲1時間超を含む。Carlo Castellano『The Swapper』, Andi Bissig『Mirage』, Mark DeNardo 『Cream Wolf』, Danny Baranowsky『The Binding of Isaac: The Wrath of the Lamb』,El Huervo『Clairvoyance』, Zach Parrish『Soundstory』等。Bandcampから自分の好みのフォーマットで。
$20 - 上記全ての物と共に、iPhoneやiPad用のm4vフォーマットで、多様なゲーム作曲家達によるライブや会話のビデオ。
$30 - 上記全ての物と共に、バンクーバーのゲーム作曲家Eiko Ishiwataの音楽。『Fantasy Collection』はファイナルファンタジーシリーズの作曲家植松伸夫氏に影響を受けたオリジナル楽曲によるアルバム。Bandcampから自分の好みのフォーマットで。
$40 - 上記全てのデジタルファイルと共に、2枚組『ロッコちゃん』サントラアルバムCD。さらに多様なアーティストによる『Splatterhouse Butchered』1枚。海外配送無料。
$100 - 上記全ての物と共に、Hydorah オリジナルアルバムとアレンジアルバムの2枚組CD。また非売品の「Videogame Music in Context in Japan」 DVDを含む。海外配送無料。
$200 - 上記全ての物と共に、参加アーティストHoward Drossin, King, Omodaka, Danny Baranowsky, Random通称Mega Ran, Dj Cutman and Spamtron, DJ Master Kohta, Bun、それぞれのサイン付きの彼らのCDとDVD。さらに、Ben Landisの『Adventures in Pixels』のアート、そしてヒゲドライバーのCD『HIGEDIUS』。海外配送無料。
ロッコちゃんのサウンドトラックアルバムが出るかもしれません。
製作メンバーと外国の方で協力して水面下で進めていたのですが、とうとう日の目を見る事に。
ロッコちゃんの曲担当のASAGENさんを中心に、なんとも豪勢なメンバーの方々に参加して頂き
通常アレンジ、チップチューンアレンジの二枚組み構成になりました!
完成した曲をいくつか聞かせて頂きましたが、感動してちょっと涙が出ました。
苦労して作って本当によかった・・・
今現在、海外の募金で企画を実現させる「kickstarter」というサイトに出展しています。
募金を募り一定額が集まれば企画が実現し、出資してくださった額に応じて完成した曲やCD、
その他様々な特典を受けられ、もし資金が集まらなければ返金されるという仕組みです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では結構メジャーなようです。
曲とデザインはあらかた出来ているので、あとは資金が集まれば製作が決まります。
あと一週間で$8000・・・結構な額なのでどうなるかわかりませんが、
ここまで来たらなんとか完成まで漕ぎ着けたいところです。
詳しい内容や額に応じた特典なんかはリンク先をご覧になって下さい。
※下記に日本語訳追記しました
kickstarterの使い方は僕もよく知りませんでしたが、こちらに詳しく書いて下さった方が!
http://0-0-0-0.blog.so-net.ne.jp/2012-06-14
興味のある方は少しでもよいので出資していただけると嬉しいです。
※6/12 追記
企画者の方が出資額による特典の翻訳をしてくださいました。
要は$40以上出して頂いた方にはCDの形として届くらしいです。
$12 - フルセットと共に、以下参加アーティストのアルバムからの楽曲1時間超を含む。Carlo Castellano『The Swapper』, Andi Bissig『Mirage』, Mark DeNardo 『Cream Wolf』, Danny Baranowsky『The Binding of Isaac: The Wrath of the Lamb』,El Huervo『Clairvoyance』, Zach Parrish『Soundstory』等。Bandcampから自分の好みのフォーマットで。
$20 - 上記全ての物と共に、iPhoneやiPad用のm4vフォーマットで、多様なゲーム作曲家達によるライブや会話のビデオ。
$30 - 上記全ての物と共に、バンクーバーのゲーム作曲家Eiko Ishiwataの音楽。『Fantasy Collection』はファイナルファンタジーシリーズの作曲家植松伸夫氏に影響を受けたオリジナル楽曲によるアルバム。Bandcampから自分の好みのフォーマットで。
$40 - 上記全てのデジタルファイルと共に、2枚組『ロッコちゃん』サントラアルバムCD。さらに多様なアーティストによる『Splatterhouse Butchered』1枚。海外配送無料。
$100 - 上記全ての物と共に、Hydorah オリジナルアルバムとアレンジアルバムの2枚組CD。また非売品の「Videogame Music in Context in Japan」 DVDを含む。海外配送無料。
$200 - 上記全ての物と共に、参加アーティストHoward Drossin, King, Omodaka, Danny Baranowsky, Random通称Mega Ran, Dj Cutman and Spamtron, DJ Master Kohta, Bun、それぞれのサイン付きの彼らのCDとDVD。さらに、Ben Landisの『Adventures in Pixels』のアート、そしてヒゲドライバーのCD『HIGEDIUS』。海外配送無料。
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近況とか設定とか
ロッコちゃんが好評なようで嬉しい限りです。
ちょっと数が多いので返答はしておりませんが
皆さんのコメントも全て読ませて頂いております。
昔オワタの大冒険を公開した時もそうでしたが、
一日にブログに数千もアクセスがあるとちょっと投稿するのも緊張します。
今はわりと平気なのですが、当時はなんだか常に誰かに監視されてるみたいで怖かったんですよね。
オワタを公開したのが2007年の正月頃だったと思うので、あれから大体5年・・・
月日が経つのは早いものですね、ほんと。
さて、よく質問されるのでゲーム内で語れなかったロッコちゃんの設定なんかをいくつか。
ロッコちゃんは生まれ付き体が弱く、常に病の床に伏せている人間でした。
そんなロッコちゃんも徐々に病に侵され、ついには死の淵に立たされる事に。
「もし次に生まれ変わる事があるのなら、みんなの役に立てる人になりたいな・・・」
ロッコちゃんは常日頃、そんな言葉を父であるセイン博士に残していました。
セイン博士はロボット工学の第一人者。そして世界でも最先端のアンドロイド研究者でした。
博士は愛する娘のためになんとか出来ないものかと様々な分野の研究を続けます。
その結果、ついには人間の記憶を自分の作ったロボットに移す技術を確立しました。
しかし、まともにテストをする時間も無いままに娘は死の淵を彷徨う状態に。
博士は最後の望みを賭けて移植実験を行う決意をしました。
ロッコちゃんの体力を考えると、実験のチャンスは一度きり・・・
果たして成功するのだろうか。
そしてオープニングへと繋がるわけです。
ロッコちゃんの体が丈夫に出来ているのは、病弱であった娘が元気に動き回れるように、
そして人の役に立ちたいと思う娘のために博士が計らったためである。
武装も本来護身用に付けたもので、通常は相手を痺れさせる程度の威力に過ぎない。
しかし、本人の意思次第では並の機械程度であれば簡単に破壊出来るほどの威力も出す事が出来る。
そしてロッコちゃんには、触覚、視覚、嗅覚、聴覚、味覚が擬似的に備わっており
表面的な機能に限れば人間と変わりない仕様になっている。
人間の知能に加えコンピューターの補助もあって学習機能は人間以上。
活動の主なエネルギー源は超高効率のソーラーエネルギーを中心としており
特殊な状況下に置かれない限りは半永久的に活動が可能である。
これらは全てセイン博士の技術力と執念の為せる業であるが
倫理的な面も含めて一番マッドなのは彼なのかもしれない。
ドクターマッドが世界中のロボットを操るために特殊な電波を発信した時に
ロッコちゃんが影響を受けなかったのは最新型の上に人の知性を宿した特殊仕様であったため。
ただ、機械の体のおかげで主要な電波が出ている場所が無意識的に理解する事が出来た。
ニュースを見てすぐに飛び出したのは人の為という使命感と純真無垢が故の無鉄砲さから。
ちなみにロッコちゃんの生身の体は移植実験直後に未来への希望に賭けて
コールドスリープ施設へと移されている。
つまりロッコちゃんの記憶を持った体はふたつ存在するわけだが・・・
もし続編があるのならこの辺りを言及したテーマになるかもしれない。
・・・とまあ大体こんな感じです。
後付と言われればそれまでですが、一応全て開発中に考えていたものです。
多分気付いた方もおられるとは思いますが、鉄腕アトムとロックマンに影響を受けています。
他にもボスなどの敵側にも簡単な設定はあるのですが
語るほど固まっているわけでも無いのでこの辺りで。
好きに設定を考えて薄い本を描いてくれてもいいのよ?
ちょっと数が多いので返答はしておりませんが
皆さんのコメントも全て読ませて頂いております。
昔オワタの大冒険を公開した時もそうでしたが、
一日にブログに数千もアクセスがあるとちょっと投稿するのも緊張します。
今はわりと平気なのですが、当時はなんだか常に誰かに監視されてるみたいで怖かったんですよね。
オワタを公開したのが2007年の正月頃だったと思うので、あれから大体5年・・・
月日が経つのは早いものですね、ほんと。
さて、よく質問されるのでゲーム内で語れなかったロッコちゃんの設定なんかをいくつか。
ロッコちゃんは生まれ付き体が弱く、常に病の床に伏せている人間でした。
そんなロッコちゃんも徐々に病に侵され、ついには死の淵に立たされる事に。
「もし次に生まれ変わる事があるのなら、みんなの役に立てる人になりたいな・・・」
ロッコちゃんは常日頃、そんな言葉を父であるセイン博士に残していました。
セイン博士はロボット工学の第一人者。そして世界でも最先端のアンドロイド研究者でした。
博士は愛する娘のためになんとか出来ないものかと様々な分野の研究を続けます。
その結果、ついには人間の記憶を自分の作ったロボットに移す技術を確立しました。
しかし、まともにテストをする時間も無いままに娘は死の淵を彷徨う状態に。
博士は最後の望みを賭けて移植実験を行う決意をしました。
ロッコちゃんの体力を考えると、実験のチャンスは一度きり・・・
果たして成功するのだろうか。
そしてオープニングへと繋がるわけです。
ロッコちゃんの体が丈夫に出来ているのは、病弱であった娘が元気に動き回れるように、
そして人の役に立ちたいと思う娘のために博士が計らったためである。
武装も本来護身用に付けたもので、通常は相手を痺れさせる程度の威力に過ぎない。
しかし、本人の意思次第では並の機械程度であれば簡単に破壊出来るほどの威力も出す事が出来る。
そしてロッコちゃんには、触覚、視覚、嗅覚、聴覚、味覚が擬似的に備わっており
表面的な機能に限れば人間と変わりない仕様になっている。
人間の知能に加えコンピューターの補助もあって学習機能は人間以上。
活動の主なエネルギー源は超高効率のソーラーエネルギーを中心としており
特殊な状況下に置かれない限りは半永久的に活動が可能である。
これらは全てセイン博士の技術力と執念の為せる業であるが
倫理的な面も含めて一番マッドなのは彼なのかもしれない。
ドクターマッドが世界中のロボットを操るために特殊な電波を発信した時に
ロッコちゃんが影響を受けなかったのは最新型の上に人の知性を宿した特殊仕様であったため。
ただ、機械の体のおかげで主要な電波が出ている場所が無意識的に理解する事が出来た。
ニュースを見てすぐに飛び出したのは人の為という使命感と純真無垢が故の無鉄砲さから。
ちなみにロッコちゃんの生身の体は移植実験直後に未来への希望に賭けて
コールドスリープ施設へと移されている。
つまりロッコちゃんの記憶を持った体はふたつ存在するわけだが・・・
もし続編があるのならこの辺りを言及したテーマになるかもしれない。
・・・とまあ大体こんな感じです。
後付と言われればそれまでですが、一応全て開発中に考えていたものです。
多分気付いた方もおられるとは思いますが、鉄腕アトムとロックマンに影響を受けています。
他にもボスなどの敵側にも簡単な設定はあるのですが
語るほど固まっているわけでも無いのでこの辺りで。
好きに設定を考えて薄い本を描いてくれてもいいのよ?
影響を受けた作品達
僕がまだ若かった頃、ロックマンのようなFLASHアニメがあって
ずっと探していたのですが、知り合いの方が見付けて下さったのでご紹介。
MONAMAN3

公開時期を見ると2003年・・・FLASH全盛期の頃だろうか。
当時たぶんFLASHでまともに遊べるゲームが出始めた頃で
僕自身もFLASHを観賞側として凄くハマっていた頃。
初めて見た時から、こんなFLASHゲームがあったらやってみたいなー
誰か作らないかなー、なんて強く思ってたので記憶の片隅に今でも残ってました。
結局気が付けば自分で作る事になってたわけですが、今思うとなんだか感慨深い。
そして制作途中でプレイして影響を受けた作品がこちら。
投牌伝説ムツキ

ロッコちゃんの制作中に息抜きとしていくらかロックマン風のフリーゲームをやっていたのですが
その中でもこれは飛び抜けてインパクトが強かった。
難易度的には結構難しい方だけれど、特殊武器がどれも強力で使いやすい物ばかりで
進めれば進めるほど面白くなっていく感じだった。
原作の麻雀漫画の元ネタは全然知らないけれど、曲もキャラも魅力的で惹きこまれる。
大味なバランスながらも特殊武器を使う爽快感がとても良くて、
これぞロックマンシリーズのあるべき姿だと改めて思い知らされた。
こちらもこのままではいかんと思ってロッコちゃんの制作も方向転換。
ダッシュ機能の追加や、燃費と使い勝手の良い武器の構想なんかは
この作品をプレイしたおかげで強化されたと言っても過言じゃないくらい。
先日ロッコちゃんのランキングであちらの作者の名前らしき物を見つけた気がするのだがはてさて?
他にも海外のFLASHとか影響を受けた物はいくらかあるけれど
やっぱりこのふたつから受けた影響は凄く強いと思う。
どちらの作者さんにも感謝感謝。
僕もいつか自分の作品に影響を受けて何かを作り始めました、なんて言われたら嬉しいね。
そんな日が来るようにこれからも頑張っていこうと思います。
ずっと探していたのですが、知り合いの方が見付けて下さったのでご紹介。
MONAMAN3


公開時期を見ると2003年・・・FLASH全盛期の頃だろうか。
当時たぶんFLASHでまともに遊べるゲームが出始めた頃で
僕自身もFLASHを観賞側として凄くハマっていた頃。
初めて見た時から、こんなFLASHゲームがあったらやってみたいなー
誰か作らないかなー、なんて強く思ってたので記憶の片隅に今でも残ってました。
結局気が付けば自分で作る事になってたわけですが、今思うとなんだか感慨深い。
そして制作途中でプレイして影響を受けた作品がこちら。
投牌伝説ムツキ


ロッコちゃんの制作中に息抜きとしていくらかロックマン風のフリーゲームをやっていたのですが
その中でもこれは飛び抜けてインパクトが強かった。
難易度的には結構難しい方だけれど、特殊武器がどれも強力で使いやすい物ばかりで
進めれば進めるほど面白くなっていく感じだった。
原作の麻雀漫画の元ネタは全然知らないけれど、曲もキャラも魅力的で惹きこまれる。
大味なバランスながらも特殊武器を使う爽快感がとても良くて、
これぞロックマンシリーズのあるべき姿だと改めて思い知らされた。
こちらもこのままではいかんと思ってロッコちゃんの制作も方向転換。
ダッシュ機能の追加や、燃費と使い勝手の良い武器の構想なんかは
この作品をプレイしたおかげで強化されたと言っても過言じゃないくらい。
先日ロッコちゃんのランキングであちらの作者の名前らしき物を見つけた気がするのだがはてさて?
他にも海外のFLASHとか影響を受けた物はいくらかあるけれど
やっぱりこのふたつから受けた影響は凄く強いと思う。
どちらの作者さんにも感謝感謝。
僕もいつか自分の作品に影響を受けて何かを作り始めました、なんて言われたら嬉しいね。
そんな日が来るようにこれからも頑張っていこうと思います。
「ロッコちゃん」
ロッコちゃん設定画集
http://king-soukutu.xsrv.jp/rokkobook.html


ロッコちゃんが完成するまでの二年間を思い出しながらつらつらと。
子供の頃からずっとロックマンみたいなゲームを自分の手で作る事を夢見ていた。
プログラムの練習としてオワタの大冒険を作ってからその気持ちは確信となって大きくなった。
カプコンに入社してオリジナルとして作りたかったけれど、残念ながら学の無い自分には
筆記試験すら通過することが出来なかった。
たとえ仮に潜り込めたとしても僕程度の人間が携われるようなプロジェクトではなかっただろう。
だから自分で作ろうと思った。
最初は僕ひとり。
FLASHの新しい言語で作り始めたため、以前までの違いに四苦八苦したけれど
前作のノウハウがあったおかげで、制作は順調に進んでいった。
しかしとある事件をきっかけに物作りに対しての意欲を完全に失い何ヶ月か寝込む。
本気で消えて無くなろうとも考えた。これについては今回は割愛。
そんな時に届いたのがI wanna be the guyの作者であるkayinさんからの感謝メール。
海外の人は律儀だな、なんて思うと同時に再び制作意欲に火が灯り始めて制作を再開する。
しばらくして、自作のマップエディタも完成。
きっともうちょっと頑張れば完成するだろう、そう思っていました。
しかし思った以上に自分の画力が足らず、作業がほとんど進まない日々が続く。
ちょうどその頃にとあるコミュニティに所属したので、そこでメンバーを募集してみる事に。
正直半分駄目元だったけれど、そこでたまたま居合わせたAさんと太郎さんが
ドッターとして参加してくださる事に決まった。
それからそれまで停滞していたのが嘘のようにグラフィック作業が進み出す。
そして、波に乗り始めた辺りで新たなドッターCさんがメンバーとして加わった。
どなたも原作のボス募集に応募した経験があったりと原作愛に溢れる方々で
きっとこの調子でいけばすぐに完成するだろう、そう思っていました。
しかしこれまた蓋を開けてみれば膨大な作業量の嵐・・・たとえ絵を描く負担が減ろうとも
描いて頂いた敵キャラやギミックに動きを付けて、そこから生まれる数々のバグを潰し
配置しては調整しての繰り返しをしながら次のステージを会議しながら決める日々。
言葉で言うのは簡単ですが、それぞれ使う頭が違うので大変でした。
時間が掛かりながらも制作が軌道に乗って来た頃、曲をどうするかという話が出始める。
最初はフリー素材で賄おうと考えていたけれど、FC風のオリジナル曲となるとなかなか見付からない。
そこでたまたま見付けたASAGENさんのページで曲を聴いて一目惚れ・・・一聴き惚れ?
ラブコールを送った所、快く協力して下さる事に。
時を同じくして、以前から知り合っていたプロのイラストレーター氏縄勝之さんに
コラボレーションとしてキャラクターをひとつ描いて頂いた。ありがとう先生、ねこ描いてねこ。
きっとこの波に乗れば夏頃には完成するだろう、そう思っていました。
しかしそんな時に限って体調を大きく崩し、また二ヶ月ほど寝込む。
メンバーとの連絡もほとんど取れない状態で、プロジェクトも頓挫するかと思われた。
でも体調復帰後も皆協力を惜しまず手伝ってくださり、ここから一気にブーストがかかる。
みんなにもちょっと無理をして貰いながらのデスマーチパレード。
簡単すぎず、難しすぎず、飽きさせないバランス取りのために作っては消しの繰り返し。
特に最後の一ヶ月間は相当の作業量をこなし、ここでこのゲームの良し悪しが決まったと言っても過言じゃない。
ここでまた協力者が増え始め、HPのロゴ作成、ランキング作成のためのデータベースの構築など
その道のプロの人達が要所要所で手を貸してくださった。
そしてなんとか目標としていたクリスマスの公開。当日の夜にギリギリ間に合った。
多少の粗は残った物の、皆の協力のおかげで考えられる最高の仕上がりになったと思う。
その日の内に所属コミュニティ内で完成記念イベントを開催。
原作のタイムアタック世界ランカーの方達にも数多く参加して頂き、おおいに盛り上がった。
長く苦労は多かったけど、本当に作って良かったと思える瞬間であった。
はっきり言ってFLASHでキーボードを使う難関アクションなんて需要があるとは思っていない。
本来お手軽であるべきFLASHゲームでここまでやったのは、やはり子供の頃から成し遂げたかった想いと
FLASHに対する愛があったからこそだと思う。
願わくばFLASHの未来に光あれ。
本年が良い年でありますように。
http://king-soukutu.xsrv.jp/rokkobook.html




ロッコちゃんが完成するまでの二年間を思い出しながらつらつらと。
子供の頃からずっとロックマンみたいなゲームを自分の手で作る事を夢見ていた。
プログラムの練習としてオワタの大冒険を作ってからその気持ちは確信となって大きくなった。
カプコンに入社してオリジナルとして作りたかったけれど、残念ながら学の無い自分には
筆記試験すら通過することが出来なかった。
たとえ仮に潜り込めたとしても僕程度の人間が携われるようなプロジェクトではなかっただろう。
だから自分で作ろうと思った。
最初は僕ひとり。
FLASHの新しい言語で作り始めたため、以前までの違いに四苦八苦したけれど
前作のノウハウがあったおかげで、制作は順調に進んでいった。
しかしとある事件をきっかけに物作りに対しての意欲を完全に失い何ヶ月か寝込む。
本気で消えて無くなろうとも考えた。これについては今回は割愛。
そんな時に届いたのがI wanna be the guyの作者であるkayinさんからの感謝メール。
海外の人は律儀だな、なんて思うと同時に再び制作意欲に火が灯り始めて制作を再開する。
しばらくして、自作のマップエディタも完成。
きっともうちょっと頑張れば完成するだろう、そう思っていました。
しかし思った以上に自分の画力が足らず、作業がほとんど進まない日々が続く。
ちょうどその頃にとあるコミュニティに所属したので、そこでメンバーを募集してみる事に。
正直半分駄目元だったけれど、そこでたまたま居合わせたAさんと太郎さんが
ドッターとして参加してくださる事に決まった。
それからそれまで停滞していたのが嘘のようにグラフィック作業が進み出す。
そして、波に乗り始めた辺りで新たなドッターCさんがメンバーとして加わった。
どなたも原作のボス募集に応募した経験があったりと原作愛に溢れる方々で
きっとこの調子でいけばすぐに完成するだろう、そう思っていました。
しかしこれまた蓋を開けてみれば膨大な作業量の嵐・・・たとえ絵を描く負担が減ろうとも
描いて頂いた敵キャラやギミックに動きを付けて、そこから生まれる数々のバグを潰し
配置しては調整しての繰り返しをしながら次のステージを会議しながら決める日々。
言葉で言うのは簡単ですが、それぞれ使う頭が違うので大変でした。
時間が掛かりながらも制作が軌道に乗って来た頃、曲をどうするかという話が出始める。
最初はフリー素材で賄おうと考えていたけれど、FC風のオリジナル曲となるとなかなか見付からない。
そこでたまたま見付けたASAGENさんのページで曲を聴いて一目惚れ・・・一聴き惚れ?
ラブコールを送った所、快く協力して下さる事に。
時を同じくして、以前から知り合っていたプロのイラストレーター氏縄勝之さんに
コラボレーションとしてキャラクターをひとつ描いて頂いた。ありがとう先生、ねこ描いてねこ。
きっとこの波に乗れば夏頃には完成するだろう、そう思っていました。
しかしそんな時に限って体調を大きく崩し、また二ヶ月ほど寝込む。
メンバーとの連絡もほとんど取れない状態で、プロジェクトも頓挫するかと思われた。
でも体調復帰後も皆協力を惜しまず手伝ってくださり、ここから一気にブーストがかかる。
みんなにもちょっと無理をして貰いながらのデスマーチパレード。
簡単すぎず、難しすぎず、飽きさせないバランス取りのために作っては消しの繰り返し。
特に最後の一ヶ月間は相当の作業量をこなし、ここでこのゲームの良し悪しが決まったと言っても過言じゃない。
ここでまた協力者が増え始め、HPのロゴ作成、ランキング作成のためのデータベースの構築など
その道のプロの人達が要所要所で手を貸してくださった。
そしてなんとか目標としていたクリスマスの公開。当日の夜にギリギリ間に合った。
多少の粗は残った物の、皆の協力のおかげで考えられる最高の仕上がりになったと思う。
その日の内に所属コミュニティ内で完成記念イベントを開催。
原作のタイムアタック世界ランカーの方達にも数多く参加して頂き、おおいに盛り上がった。
長く苦労は多かったけど、本当に作って良かったと思える瞬間であった。
はっきり言ってFLASHでキーボードを使う難関アクションなんて需要があるとは思っていない。
本来お手軽であるべきFLASHゲームでここまでやったのは、やはり子供の頃から成し遂げたかった想いと
FLASHに対する愛があったからこそだと思う。
願わくばFLASHの未来に光あれ。
本年が良い年でありますように。